マイニングとは
ビットコインをはじめとする暗号資産には、日本円や米ドルのように通貨を管理する国や中央銀行が存在しません。そのため、第三者がコンピュータのネットワークを利用して暗号資産を管理する仕組みになっています。この第三者による取引の承認および確認作業がマイニング(採掘)です。コンピュータで取引をチェックし、ブロックチェーンと呼ばれる取引台帳に追記していくには、膨大な計算作業が必要です。一般的には、マイニングマシンと呼ばれるコンピュータを使って、マイニングを行っています。
マイニングによって、暗号資産の発行量は増えていきますが、総発行量はあらかじめ決められています。ちなみに、ビットコインの総発行量は2140年までに2,100万ビットコインとされており、それ以降、新規に発行されることはありません。