債券格付とは、債券自体の信用リスクの度合いを示した格付のことです。格付は、一般的に債務履行の確実性が高いものからAAA(トリプル・エー)、AA(ダブル・エー)、A(シングル・エー)、BBB(トリプル・ビー)・・・と続きます。一般に格付がBB(ダブル・ビー)以下の債券はジャンク債、ハイイールド債などと呼ばれ、相対的にリスクの高い債券と位置付けられています。
発行体の信用力が基本となるため、通常、同一発行体の同年限の債券格付は同じになります。ただし、同一発行体の債券であっても、元本・利息の支払い順位などによって、異なる格付が付与される場合があります。