四半期決算とは
四半期決算とは、1年を4期に分けて3ヵ月に一度、企業が公表する決算を指します。以前は中間期と期末以外の四半期業績の開示は証券取引所の自主ルールのもと行われていましたが、現在は金融商品取引法により公表が義務化されています。上場企業は四半期末から45日以内に「四半期報告書」を提出する必要があります。事業年度開始から最初の3ヵ月間を第1四半期といい、第1クォーター(1Q)などと呼んだりもします。
1年や半年ごとではなく、3ヵ月ごとに業績が発表されることで、投資家にとってはよりきめ細かく情報を確認でき、投資判断に役立ちます。ただ、本決算同様、予想と異なる内容だと株価が動く材料になるので、発表日前後には注意が必要です。