お知らせ
  • 登録されたお知らせ内容がありません。
非農業部門雇用者数/Nonfarm Payrollsとは
米労働省が毎月発表する雇用統計の中で最も注目される項目のひとつで、「非農業部門就業者数」とも呼ばれています。非農業部門の雇用者数を事業者の給与支払い帳簿をもとに集計したもので、自営業や農業従事者を含まず、雇用情勢を知るうえで失業率以上に重視されています。とりわけ製造業の雇用者数の増減が注目されます。雇用情勢を把握できるため、市場関係者からも注目度の高い経済指標です。事前の予想と発表結果の乖離が大きいと、マーケットが大きく変動することもあるので要注意です。
取引所FXとは
FX取引には「店頭取引」と「取引所取引」という2つの取引方法があり、そのうち取引所を介して取引する方法を取引所取引といいます。これに対し、投資家とFX取扱業者が直接取引をする方法を店頭取引、相対取引といいます。取引所を経由するため信頼性が高いとされ、以前は税制上のメリットもあったのですが、2012年の税制改正により店頭FXも同様の扱いとなりました。2014年には大阪証券取引所が提供していた「大証FX」が終了したため、現在は東京金融取引所が提供している「くりっく365」のみとなりました。FXでは金...
ニューヨークオプションカットとは
ニューヨークオプションカットは、米国ニューヨーク市場での通貨オプションの権利行使の期限時刻です。カットオフタイムとも呼ばれ、時間は日本時間午前0時(サマータイムは23時)となります。この時間の前後には、オプションのポジション調整などによって外国為替相場が大きく変動することがあります。東京市場にも通貨オプションのカットオフタイムがあります。時間は15時ですが、取引量はニューヨーク市場に比べて少ないため、相場の変動もそれほど大きくありません。
DMIとは
DMIとは「Directional Movement Index」の略称で、「方向性指数」と呼ばれることもあります。一定期間の株価の高値と安値を累積平均したもので、トレンドの強弱を示す指標です。当日の高値安値が前日の高値安値に比べてどちらが大きいかを基準に、相場の強弱を判断します。株価が上昇トレンドの場合は前日の高値を当日の高値が更新することが多い点や、株価が下降トレンドの場合は前日の安値を当日の安値が更新することが多い点などにより、トレンドが変化することを利用したものです。相場の上昇と下降をそ...
DDとは
DDとは「Dealing Desk」の略で、相対取引、つまり投資家とFX取扱業者が1対1で取引を行う方式のことです。「OTC取引」「MM(マーケットメーク)方式」とも呼ばれています。これに対し、投資家からの注文を直接インターバンク市場へ流して取引を行う方式をNDD(No Dealing Desk)といいます。国内のFXはDDを採用しているところがほとんどです。NDDに比べてスプレッドが狭く、固定されているので、わかりやすいという特徴があります。ただし、価格変動が激しいときに、有利なタイミングで取...
店頭FXとは
FX取引には「店頭取引」と「取引所取引」という2つの取引方法があり、取引所を介して取引する「取引所取引」に対し、投資家とFX取扱業者が取引所を介さずに直接取引をする方法を「店頭FX(店頭取引、相対取引)」といいます。店頭FXは各業者によって取引できる通貨の数やトレード環境が異なります。
チョッピーとは
為替相場において、値動きが安定せず、上下に激しく動くことを指します。たとえば、海外機関投資家のサマーバケーションやクリスマス休暇などによって市場の参加者が激減すると、一定程度の注文でも相場が激しく動きやすくなります。「外国人投資家が不在で値動きがチョッピーになりやすい」というように使われます。
2Wayプライスとは
FX取引では、「Ask」(アスク)と「Bid」(ビッド)という2つの為替レートが存在します。この2つの為替レートを同時に表示することを2Wayプライスといいます。Askは買う場合の価格、Bidは顧客側(投資家)が売る場合の価格で、その差額をスプレッドと呼びます。
通貨ペアとは
FXは2つの国の通貨を売買する為替取引ですが、この通貨の組み合わせを通貨ペアと呼びます。たとえば、米ドルと日本円の通貨ペアは、「米ドル/円」または「USD/JPY」と表記されます。FXにはさまざまな通貨ペアがあり、取扱通貨ペアの数は、証券会社やFX会社によって異なります。
スワップポイントとは
スワップポイントとは、投資する2国間の通貨の金利差から発生する利益のことです。たとえば、低金利通貨である日本円を売って、高金利通貨の豪ドルを買った場合には、その金利差を毎日受け取ることができます。一方、高金利通貨を売って、低金利通貨を買った場合にはマイナスのスワップポイントが発生し、金利差分を支払うことになります。スワップポイントは、取引にかかわる受け渡しの日が考慮されて算出されます。そのため、マーケットが休場している土曜日や日曜日、また大型連休の前などは、スワップポイントが数日分まとめて付与さ...
ZEW景況感指数とは
ドイツの景気見通しを指数化した経済指標で、最も注目度の高い指標のひとつです。欧州経済研究センター(ZEW:Zentrum fur Europaische Wirtschaftsforschung:Centre for European Economic Research)がアナリストや機関投資家約350人を対象に今後6ヵ月の景気見通しについてアンケート調査を行って算出し、毎月中旬に公表しています。50を上回ると好況とみなされ、逆に下回ると不況とみなされます。景況感指数の先行指標としても利用されて...
線形回帰分析とは
線形回帰分析は、トレンドの転換点を判断するテクニカル指標です。一次関数を用いて統計学的な考え方からチャート上に複数の直線が描かれます。トレンドラインのように高値や安値を結ばずに、為替レートの値幅の間を線が移動します。線が右肩上がりで上昇トレンド、右肩下がりで下降トレンド、線の傾きでトレンドの強さを判断します。
スパンモデルとは
スパンモデルは、元ディーラーの柾木利彦氏が考案したテクニカル指標です。一目均衡表がベースとなっており、青色スパン(短期トレンド)、赤色スパン(長期トレンド)、遅行スパンの3つのラインで構成されています。青色スパンが上、赤色スパンが下に位置している時は買いシグナル、一方、赤色スパンが上、青色スパンが下にある時は売りシグナルとなります。
スペキュレーションとは
スペキュレーション(Speculation)とは投機的な取引のことで、リスクを取って行う売買取引を指します。投資(Investment)よりもハイリスク・ハイリターンで、為替相場の変動などを利用し、主に短期的な利益を狙って行う投機的な取引です。
スリッページとは
スリッページとは、注文時に指定した為替レートと実際の約定時の為替レートが異なることをいいます。為替相場は常に変動しており、ストリーミング注文などでは発注から約定までのわずかな時間でレートが変動してしまうことも少なくありません。なお、FX取引では、あらかじめスリッページの許容範囲を指定することもできます。また、投資家にとって有利なレートでスリッページした場合には、そのまま有利なレートで約定します。FX投資家の間では、スリッページのことを「すべる」と表現しています。
スーパーボリンジャーとは
スーパーボリンジャーは、元ディーラーの柾木利彦氏が考案したテクニカル指標です。ボリンジャーバンドがベースとなっており、これに遅行スパンを加えることで、トレンドの強さをより鮮明に判断することができるようになりました。従来のボリンジャーバンドでは、±2σ(シグマ)までの表示でしたが、スーパーボリンジャーでは、±3σまでの表示となっています。
ストップロスオーダーとは
保有しているポジションに大きな損失が出ないように、あらかじめ損切りのラインを決め、そこにタッチした場合に決済注文が出されるというオーダー(注文)のことです。一般的にストップロスオーダーに活用されるのは、逆指値注文と呼ばれる注文方法です。たとえば、米ドル/円において、「ドル高・円安」で利益を狙う買い(ロングポジション)を保有している場合、思惑とは逆に「ドル安・円高」になってしまうと損失が発生します。そこで、「○○円まで下がったら売り(決済)」という逆指値をあらかじめ入れておくことで、それ以上の損失...
ストリーミング注文とは
ストリーミング注文とは、リアルタイムで表示されている為替レートで取引を行う注文方法です。ただし、為替レートは常に変動しているため、注文画面で見ていた価格で約定しないこともあります。為替変動によるスリッページを回避したい場合にはストリーミング注文を、約定を確実にしたい場合は、成行での注文が向いています。
ショートカバーとは
ショートカバー(Short Cover)とは、売りポジション(ショート)を買い戻すことですが、個々の取引というよりも一定の相場状況を指すときによく用いられます。FX市場で価格が下落した後に、短期の売りポジション保有者の買い戻しによって、相場が反発することを指します。また、上昇相場のときに売り持ちをしている投資家が損失に耐えきれず、損切りすることを指す場合もあります。
新規失業保険申請件数とは
米国国内の雇用情勢を示す経済指標で、失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計し、季節調整を加えて発表されるものです。景気の動向に敏感に反応するといわれており、景気先行指数として用いられます。米労働省が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しています。