お知らせ
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信託保全とは
信託保全とは、投資家から預かった証拠金や取引による損益、またスワップポイントなど、顧客の資産と自社の資産を分別して信託銀行に信託し、管理することを指します。これにより、万が一、証券会社やFX会社が破綻した場合にも、投資家(顧客)の資産は保全されることになります。
直物取引/スポット取引とは
FXでは、外国為替の取引が約定してから2営業日目に、外貨とその対価の決済(受け渡し)が行われます。この取引を直物取引またはスポット取引と呼びます。
証拠金とは
FXでは、あらかじめ現金を口座に入金し、それを担保に最大25倍(個人口座の場合)のレバレッジ(てこの原理)をかけた取引が可能です。この口座に入れる現金を証拠金と呼びます。たとえば、10万円の資金を証拠金とした場合には、最大250万円分の投資が可能となります。為替の変動によって、保有しているポジションに含み損が発生すると、追加の証拠金(追証)が必要となるため、必要証拠金に対して余裕を持った投資を心掛けましょう。
消費者信頼感指数とは
消費者のセンチメント(消費者マインド)をアンケートで調査して指数化した景気関連の経済指標です。CCI(Consumer Confidence Index)とも呼ばれています。一般的に個人消費やGDPとの相関性が高く、これらの先行指標として注目されています。米国の民間経済研究所であるコンファレンスボード(全米産業審議委員会)が毎月発表するものが代表的で、5,000世帯の消費者に対して現状や半年後の景況感についてアンケートを実施し、1985年を100として指数化しています。対象人数が同種の指数である...
CIPS製造業指数とは
イギリスの製造業の景気見通しを指数化した経済指標で、英購買部協会(CIPS:The Chartered Institute of Purchasing & Supply)が毎月、月初に公表しています。製造業の購買担当者へのアンケート調査をもとに、景気見通しを指数化したものです。指数が50を上回ると製造業における景気が拡大していることを示し、50を下回ると後退していることを示します。イギリスの中央銀行や市場関係者からも注目されている指標です。
CCIとは
CCIは「Commodity Channel Index」の略で、「売られ過ぎ」や「買われ過ぎ」を示すオシレーター系のテクニカル指標です。CCIは、現在の価格が過去の値動きの値幅に対してどの程度乖離しているのかを指数化しています。基本的には100%を超えたら「買われ過ぎ」、-100%を下回ったら「売られ過ぎ」と判断します。オシレーター系のテクニカル指標ですが、トレンドフォローの手法に活用している投資家も少なくありません。オシレーター系はテクニカルの値として100%が上限(下限)で範囲が決まってい...
シカゴ購買部協会景気指数とは
米シカゴ購買部協会がシカゴ地区にある企業の購買担当者へのアンケートをもとに毎月発表する景気指数で、50が好不況の分岐点となります。全米を対象とする全米供給協会(ISM)によるISM製造業景気指数の前営業日(月末)に発表されることから、同指標の先行指標としても利用されています。
GMMAとは
GMMAは、「Guppy Multi Moving Average」の略で、複合型移動平均線とも呼ばれます。短期線6本と長期線6本の合計12本の指数平滑移動平均線をチャート上に表示して、移動平均線の傾きでトレンドの方向性、移動平均線の幅で相場の強弱を判断していきます。なお、GMMAのGは、考案者であるオーストラリアのトレーダー、ダリル・ガッピー氏の頭文字をとったものです。
クロス円とは
クロス円とはFX(外国為替証拠金取引)における通貨ペアのうち、米ドル以外の通貨と日本円のペアを指します。現在、世界の基軸通貨は米ドルなので、米ドル以外の通貨と円を取引する際には、基本的に円で米ドルを買い、米ドルでその通貨を買うことになります。この手間を省くため、それぞれのレートを掛け合わせることによってレートを算出します。具体的には、ユーロ/ドルと、ドル/円を掛け合わせることでユーロ/円が求められます。一方、米ドルと日本円のペアをドルストレートといいます。
差金決済とは
差金決済とは、直現物の受け渡しを行わず、反対売買によって生じた差額を授受する決済方法のことです。証拠金を預託して直接原資産の買い付けを行わないFX取引やCFD取引は差金決済となります。
カバー取引とは
カバー取引は、カバーディールとも呼ばれ、証券会社やFX会社が顧客から受けた注文と同じもしくはそれに近い注文を銀行などに発注する取引のことです。これにより、注文を受けた証券会社やFX会社は、為替変動リスクを回避することができます。
為替差益/為替差損とは
為替レートの変動により生じた利益を為替差益、生じた損失を為替差損といいます。たとえば、米ドルを1ドル=105円のときに購入した後、為替レートが円安方向に動いて1ドル=120円となった場合、購入していたドルを円に交換すれば1ドルにつき15円の利益を得ることになり、これが為替差益となります。逆に、為替レートが円高に進んで1ドル=100円となった場合は1ドルにつき5円の損失をこうむることになり、これが為替差損となります。なお、為替差益は所得税の課税対象となります。為替相場は常に変動しており、上がったり...
為替ディーラー/為替ブローカーとは
銀行など金融機関においてマーケット部門に所属し、外国為替取引を専門に行なう人を指します。金融機関の為替ディーラーには、インターバンクディーラーとカスタマーバンクディーラーの2種類があり、前者は銀行間市場で取引し、後者は対顧客市場で為替取引を行います。一方、為替ブローカーは、通貨を売りたい金融機関と買いたい金融機関を仲介し、取引を成立させることを業務とします。
外国為替市場とは
外国為替市場とは、日本円や米ドル、ユーロなどの異なる通貨を交換(売買)する場のことです。ただし、証券取引所のように実際の取引所が存在するわけではなく、多くの取引は電話や電子機器を通じて行われています。個人や企業が金融機関と行う「対顧客取引」と、金融機関のみに参加が限定された「インターバンク取引」があります。
加重移動平均線とは
加重移動平均線は、直近の価格に比重を置いた移動平均線です。単純移動平均線に比べて、値動きに敏感に反応するので、トレンドの転換をいち早く察知することができます。
オーバーナイト・ポジションとは
オーバーナイト・ポジションとは、その日のうちに決済せずに翌日に持ち越したポジション(建玉)を指します。FXでは、ポジションをオーバーナイト(翌日に持ち越す)することで取引通貨ペアの金利差によるスワップポイントが発生します。
オフショア人民元/CNHとは
オフショア人民元(CNH)とは、中国の通貨である人民元のうち、香港、シンガポール、イギリスなど中国本土外の居住者が取引する国外(オフショア)市場で取引されるものを指します。これに対し、中国本土の居住者が取引する国内(オンショア)市場(上海外国為替市場)で流通するものを「オンショア人民元(CNY)」といいます。2つの市場は分断されており、為替レートも2つ存在します。CNHは中国国内の規制が適用されず、自由に売買できるため、中国本土のCNYに比べてより市場実勢に近いレートだといわれています。
オンショア人民元/CNYとは
オンショア人民元(CNY)とは、中国の通貨である人民元のうち、中国本土の居住者が取引する国内(オンショア)市場(上海外国為替市場)で流通するものを指します。これに対し、香港、シンガポール、イギリスなど中国本土外の居住者が取引する国外(オフショア)市場で流通するものを「オフショア人民元(CNH)」といいます。2つの市場は分断されており、為替レートも2つ存在します。CNYは貿易など実需に基づく取引に限られており、1日の変動幅も制限されるなど、多くの規制が課せられています。
エンベロープとは
エンベロープはチャート上に描かれる移動平均線に対して、上下に一定の乖離幅(%)や値幅に引いたラインのことです。価格が移動平均線に対して、どの程度乖離しているのかを見て、「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を判断します。
OCO注文とは
OCO注文とは、異なる2種類の注文を同時に出しておき、片方が成立したらもう一方が自動的にキャンセルされる注文方法で、OCOは「One Cancels Others」の略です。たとえば、現在保有しているポジションに対して、「○○円まで上がったら利益確定」「○○円まで下がったら損切り」という2種類の注文を出すことができます。OCO注文は、新規エントリーの場合にも活用できます。チャート分析の「三角もち合い」のように、将来的に相場がどちらかに大きく動きそうなときなどに、どちらに動いても対応できるようにO...