お知らせ
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FXとは
FXとは、外国為替証拠金取引のことで、「Foreign Exchange」の頭文字をとったものです。2つの国の通貨を取引することで、為替差益や金利差によるスワップポイントで利益を狙う金融商品です。証拠金を担保にレバレッジ(てこの原理)をかけて取引することができるデリバティブ(金融派生商品)の一種で、外貨預金などにくらべて手数料も割安で、基本、24時間取引が可能です。たとえば、外貨預金で米ドルを預け入れた場合、「ドル高・円安」で為替差益が発生する一方で、「ドル安・円高」になると為替差損が発生してし...
エリオット波動論とは
エリオット波動論は、「相場には共通のパターンがあり、5つの上昇波と3つの下降波で1つのサイクルが形成される」という考え方に基づくテクニカル分析の理論です。上昇第1波~第5波、下降第1波~3波の合計8つの波が存在し、次の3つの原則に基づいています。① 上昇第1波、3波、5波の中で、上昇3波が一番短くなることはない。② 上昇第2波は、上昇第波動1のスタート地点を下回ることはない。③ 上昇第4波は、上昇第1波の高値を割り込むことはない。
S&P ケース・シラー住宅価格指数とは
米国の住宅価格の水準を示す指数で、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P Dow Jones Indices)が毎月公表しています。全米の調査対象地域の一定期間の住宅売買の再販価格を集計し、2000年1月の価格を100として算出される指数で、米国国内の住宅価格動向を示す最も一般的な指数のひとつです。住宅価格は個人消費に大きな影響を及ぼすため、米国の景気指標として注目されています。
SVME-購買部協会景気指数とは
SVMEとはスイス購買部協会(Schweizerischer Verband fur Materialwirtschaft und Einkauf)の略称で、同協会がスイス製造業の経営者や資材購買担当者に新規受注や仕入価格などの状況を調査したアンケートをもとに指数化して、毎月公表している指標です。スイス経済の動向を表す代表的な指標として市場関係者から注目されています。50を上回ると企業側から見た景気が好調とみなされ、逆に下回ると景気が不調とみなされます。
NDDとは
NDDとは「No Dealing Desk」の略で、投資家からの注文を直接インターバンク市場へ流して取引を行う方式のことです。これに対し、投資家とFX取扱業者が1対1で相対取引を行う方式をDD(Dealing Desk)といいます。海外のFX取扱業者にはNDDを採用しているところがあり、インターバンク市場の透明性が高い為替レートで取引できるという特徴があります。
ウイリアムズ%Rとは
ウイリアムズ%Rは、「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すオシレーター系のテクニカル指標です。当日の終値が一定期間のレンジの中でどの位置にあるかを0から-100の数値で示します。0に近いほど買われ過ぎ、-100に近いほど売られ過ぎと判断します。計算式は、ウイリアムズ%R=100×(直近の終値-n日間の高値)÷(n日間の高値-n日間の安値)
HLバンドとは
HLバンドは、トレンド系のテクニカル指標のひとつです。Hは「High」、Lは「Low」、つまり高値と安値の意味で、それぞれの一定期間の高値と安値の2本のラインで構成されます。為替レートがこのラインを割った場合に売買のシグナルが発生します。考え方としては、トレンドラインによるレジスタンスライン(上値抵抗線)やサポートライン(下値支持線)と似ています。
ATRとは
ATRは、「Average True Range」の略で、テクニカル分析のひとつです。ATRによって、マーケットや銘柄の平均的なボラティリティ(変動率)を視覚的に判断することができます。ATRは、相場の過熱感や終息を示す指標ですが、売買シグナルを発することはありません。平均的なボラティリティを知ることで、リスク管理などに活用する投資家が多いようです。
IFD注文とは
IFD注文とは、新規の注文と決済の注文を同時に出せる注文方法で、IFDは「If done」の略です。たとえば、「○○円になったら新規で買い、その後、○○円になったら決済する」というようにエントリーと決済の注文を同時に発注することができます。新規の注文は指値や逆指値、決済は利益確定や損切りなど、状況に合わせて使いわけることができます。
インターバンク市場とは
外国為替取引では、銀行などの金融機関や大手証券会社などがコンピュータなどを通じて取引を行っています。この金融機関のみに参加が限定された市場がインターバンク市場で、銀行間取引市場とも呼ばれています。
Askとは
FX取引では、「Ask(アスク)」と「Bid(ビッド)」という若干異なる2つの為替レートが存在します。Askは、投資家が買う場合の価格、Bidは売る場合の価格で、その差額をスプレッドと呼びます。
Aroon-Indicatorとは
Aroon-Indicatorは、一定期間の高値と安値の更新頻度からトレンドの強さや有無を判断するテクニカル指標です。①アルーン・アップと②アルーン・ダウンを呼ばれる2本のラインで構成されており、①が②を下から上に抜いた場合は買いシグナル、②が①を下から上に抜いた場合には売りシグナルと判断します。計算式は以下の通りです。アルーン・アップ=(n日間-n日間中の最高値からの経過日数)÷n日間×100アルーン・ダウン=(n日間-n日間中の最安値からの経過日数)÷n日間×100
Aroon-Oscillatorとは
Aroon-Oscillatorは、トレンドの強弱を示すテクニカル指標です。下記の計算式で算出されたアルーン・アップとアルーン・ダウンの数値の差でトレンドの強弱を判断していきます。数値は-100から+100の間を推移し、0を起点としてプラスに推移するほど上昇トレンドが強く、マイナスに推移するほど下落のトレンドが強いと判断します。計算式は以下の通りです。アルーン・アップ=(n日間-n日間中の最高値からの経過日数)÷n日間×100アルーン・ダウン=(n日間-n日間中の最安値からの経過日数)÷n日間×...
RVIとは
RVIは「Relative Vigor Index」の略で、テクニカル分析のひとつです。RVIによって、マーケットや銘柄のボラティリティ(変動率)の拡大や縮小を視覚的に判断することができます。①RVIラインと②シグナルラインと呼ばれる2本のラインで構成されており、①が②を下から上に抜けた場合は買いシグナル、①が②を上から下に抜けた場合は売りシグナルと判断します。
IFO企業景況感指数とは
ドイツのIFO経済研究所が毎月下旬に発表する、ドイツ国内の景況感についての経済指標で、「IFO業況指数」とも呼ばれています。約9000社のドイツ企業を対象に、ドイツ経済の現況と今後6ヵ月の先行きについてアンケート調査を実施し、2015年を100として指数化したものです。生産・在庫・受注・価格・雇用に分かれていて、特に鉱工業生産との関連性が高いのが特徴です。欧州で最大規模のドイツ経済を占う最重要指標で、ユーロ相場を見るうえで市場関係者から注目されています。調査対象が企業担当者であることから、よりド...
IFO注文とは
IFO注文とは、IFD注文とOCO注文を合体させた注文方法です。新規の指値や逆指値に対して、それぞれの利益確定や損切りの注文を同時に出すことができます。つまり、新規の注文を発注し、それが約定した場合に、「○○円まで上がったら利益確定」という決済の注文と「○○円まで下がったら損切り」という注文を同時に出せる便利な注文方法です。
レパトリエーションとは
レパトリエーション(Repatriation)とはもともと「本国へ帰還する」という意味の単語で、金融分野では「海外にある資金を自国内に戻す」という資金還流を指し、略して「レパトリ」とも呼ばれます。日本では機関投資家が決算に備え、毎年2~3月初旬にかけてこれを頻繁に行う傾向があります。海外で運用している外貨建て資産を売って円に交換する動きが起こり、円買いドル売り注文が膨らむことで円高要因になります。
利回りとは
債券投資において、利率が額面金額に対する利子の割合であるのに対し、利回りは投資元本に対する収益の割合を指します。債券の利回りとは、通常最終利回りを意味し、投資家が満期償還まで債券を保有した場合の年利子と1年当たりの償還差損益の合計額の投資元本に対する割合をいいます。
劣後債とは
劣後債とは、普通社債に比べ、元本と利息の支払いの順位が低い社債のことをいいます。発行体が破綻するなど「劣後事由」が発生した場合、一般債権者(普通社債保有者等)の債務弁済完了後に残余財産が劣後債保有者に弁済されます。劣後債は残余財産の弁済順位が最も優先される普通社債と、弁済順位が最も低い株式との中間的性格を持っています。金融機関が発行する劣後債は、一定の制限のもと、自己資本への算入が認められているため、自己資本を増強する手段として発行される場合があります。債券と株式の両方の性格を併せ持った証券を資...
劣後特約とは
劣後特約とは、普通社債に比べ、元本と利息の支払いの順位が低い債券に付けられる特約のことです。この特約が付いた債券を劣後債といいます。劣後債は発行体が破綻した場合の弁済順位が普通社債に比べ劣りますが、一般的に普通社債に比べ利回りが高くなります。