ネクスト11とは
ネクスト11とは、ゴールドマン・サックス社が提唱している、BRICs(BRICS)に続き成長が期待できる新興国のグループの総称です。ネクスト11として、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピン、バングラデシュ、パキスタン、イラン、エジプト、トルコ、ナイジェリア、メキシコの11ヵ国が挙げられています。ゴールドマン・サックス・グループ経済調査部のレポート「More than an Acronym(2007年3月)」内で、2050年までにネクスト11のGDPは、G7の3分の2に達する可能性があると記載されています。
経済成長を測るモノサシのひとつにGDPがあります。新興国のGDPが今後大きくなる要因のひとつに人口の多さがあります。人口が多いということは労働力が豊富であり、その労働者の所得が増えれば消費が活発になり、GDPが増えるという図式です。