リバランスとは
複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。時間の経過とともに相場が変動することで、当初決定した資産配分が変わっていきます。そこで、定期的にその資産配分の比率を当初の計画どおりに修正を行います。これがリバランスです。たとえば、1,000万円の資金を国内株式と海外債券に当初は50%ずつ配分していたところ、1年後に国内株式が20%上昇し、海外債券が20%下落したとすると、その時点での投資配分は国内株式60%、海外債券40%に変化します。そこで国内株式を10%分売却し、海外債券を10%分購入することで当初の配分比率に修正するわけです。
リバランスは、当初の配分比率に戻すことですが、当初の配分比率自体を変更する場合を特に「リアロケーション」ということがあります。