信用取引とは
信用取引とは、一定の保証金(委託保証金)を証券会社に担保として預け、保証金の数倍の金額の株式取引ができる制度のことです。少ない元手で大きな利益をあげる可能性があるとともに、通常の株式取引では行えない「売り」からの取引が行えるので、下落局面でも利益を得る可能性があり、投資機会が増えるということが大きな特徴です。保証金は現金だけでなく、株や債券などの有価証券も担保として利用することができます。信用取引には一般信用取引と制度信用取引の2つがあります。信用取引を行う際は保証金に見合った新規建て可能額の範囲内で取引しますが、2013年1月から決済後の保証金の計算方法が変更され、より資金効率が高まりました。
制度信用取引の決済期限は6ヵ月と決められていますが、一般信用取引は決済期限がありません。その一方で、制度信用取引より貸借金利が高い傾向があります。金利は定期的に変動していきますので、制度信用取引を利用する場合は証券会社のホームページなどでチェックしましょう。