事業基盤が国内にあり、国内景気(内需)が好調なときに、より業績の拡大が見込まれる企業の株式を指します。国内に主な事業基盤を持つ企業で、代表的な業種としては、不動産、建設、倉庫、電鉄、電力などのほか、鉄鋼、紙・パルプなどの素材産業、銀行、保険といった金融などがあります。
輸出関連株との対比で注目されることが多く、円高や国内景気の回復などを材料に買われることが多いのも特徴です。株式投資を行う際は一方向に偏るのではなく、値動きの異なる銘柄に分散したほうが、損失リスクを抑えられます。その一例として、内需関連株と輸出関連株を組み合わせる方法が有効とされています。