出来高とは
出来高とは、期間中に成立した売買の数量のこと。株式の場合、1日、1週間など、ある一定期間内に売買が成立した株数を指します。銘柄ごと以外に、市場全体や指標での出来高も評価されます。「出来高は株価に先行する」といわれることもあり、市場の活性度を測るバロメーターとして使われます。また出来高とは別に売買代金という言葉があります。出来高は株数などの売買量を指し、売買代金は売買で動いた総金額を指します。
証券会社や投資情報サイトのチャートでは、ローソク足チャートの下に出来高が棒グラフで表示されていることも少なくありません。一般的には出来高が増えるとその後、株価が上がる傾向があるので、株価の動きを見る大事な指標とされています。ローソク足ばかりに気をとられず、その下にある出来高も一度チェックしてみましょう。