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単元未満株とは

2024年4月22日
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単元未満株式とは、銘柄ごとに決められている最低売買単位である1単元の株数に満たない株式のことをいいます。単元未満株は、株式分割や会社の合併、減資、子会社化、1単元の変更、持株会社への移行、新株予約権付社債などの権利行使などで発生します。たとえば、1株を1.2株にする株式分割が行われたとすると、それまで100株を保有していた株主は、分割後、保有株数が120株になります。1単元の株数が100株なので、20株部分が単元未満株です。単元未満株主にも一部株主権(剰余金分配請求権など)が認められますが、単元未満株のみを保有している株主には議決権がありません。

単元未満株であっても、発行会社に買い取ってもらったり、証券会社を通じて売却したりすることは可能です。ただし、取引所取引のように指値注文はできません。また、発行会社が単元未満株の買増制度を採用している場合は、発行会社に買増しを請求することで、1単元に足りない株数を買い増して単元株にすることも可能です。

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