新値足とは
テクニカル分析の一種ですが、多くのテクニカル分析と異なり、時間の概念を排除しているところが特徴です。書き方は、終値が高値を更新した場合には陽線を、安値を更新した場合には陰線を記入します。基本的な見方は、陽線に転換すれば「買い」、陰線に転換すれば「売り」と判断します。新値足の中でも、一般的によく使われるのが「新値3本足」です。それ以外にも「新値5本足」や「新値10本足」などもありますが、書き方は同じです。
【新値3本足の書き方】株価の終値が新値(高値または安値)を更新するたびに罫線を記入していきます。上昇局面であれば高値更新時に陽線、下降局面なら安値更新時に陰線を書き足していきます。次に陽線から陰線、または陰線から陽線へ転換する場合には、過去3本の陽線または陰線を抜いたときに初めて記入することになります。1日目 100円 2日目 105円(新値更新)3日目 110円(新値更新)4日目 120円(新値更新)5日目 125円(新値更新)6日目 130円(新値更新)7日目 125円(下落、記入なし)8日目 105円(過去3本の陽線を下抜けた)9日目 100円(安値の新値更新)