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日銀短観とは

2024年4月22日
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日銀短観とは、日本銀行が年4回(3、6、9、12月)、景気の現状と先行きについて企業に直接アンケート調査をし、その集計結果や分析結果をもとに日本の経済を観測するもので、正式には「企業短期経済観測調査」といいます。調査では全国の大手企業と中小企業、製造業と非製造業などで分けて、約1万社以上を対象に、業績や状況、設備投資の状況、雇用などについて実績と今後の見通しを聞きます。短観は回収率が高く、調査の翌月に公表(12月調査のみ当月に公表)されることが特徴で、この結果は景気動向を占ううえで重要な経済指数となっています。

景気が良い、悪いということは、私たちが日々生活していても感じることができるでしょう。特に企業は、消費者の心理を読んでモノやサービスを提供していますので、この先、積極的に設備投資をしていこうと考える企業が多くなれば、景気は良くなる可能性があり、投資を手控えようという企業が多ければ、景気はスローダウンする可能性があると考えられます。日銀短観には、そういった経営者の考え方が集約されており、経済予測に適した指標として利用されています。

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