疑義注記とは、「継続企業の前提に関する注記」のことです。企業が将来にわたって事業を継続するとの前提を「ゴーイングコンサーン」といいますが、連続した赤字や売り上げの著しい減少などにより、事業の継続に問題が生じた場合には、財務諸表などに注記することが義務付けられています。疑義注記の付いている銘柄は、それなりのリスクがあることを認識しておきましょう。
疑義注記がついた銘柄は、そのリスクから株価が売られる傾向があります。一方で、疑義注記が外れた場合には、それを好感して株価が急上昇するケースも見受けられます。