移動平均線とは
移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれます。代表的なテクニカルチャートのひとつで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりとなります。現状の株価や為替などの価格を表すローソク足と組み合わせて、売買のタイミングを計るときに使われます。ただし、過去何日間(または何週間)の平均を取っているので、実際の価格の動きよりも遅くなります。また移動平均線は、MACDやボリンジャーバンドなど、他のテクニカルチャートにも応用して利用されています。
移動平均線は、日足チャートなら5日線や25日線、週足チャートなら13週移動平均線や26週移動平均線などが一般的です。また、長期移動平均線を短期移動平均線が下から上に交差することをゴールデンクロスといい、上昇のサインとされています。ただし、必ずしも有効ではないので、注意が必要です。計算の仕方は、当日を含めた過去の価格の平均を出します。たとえば、5日線の場合、当日終値100円、前日終値110円、2日終値90円、3日終値70円、4日終値120円であれば、98円(100円+110円+90円+70円+120円の5分の1)になります。テクニカル分析はそれぞれ一長一短があり、万能なテクニカル分析はありません。できれば複数のテクニカル分析を併用して、判断することをおすすめします。


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