証券コードとは
証券コードとは、証券コード協議会が公開株式や公募債券、その他上場証券について、識別のために付与しているコード番号のことをいいます。一般には、株式の銘柄コードのことを証券コードと呼ぶ場合が多いです。株式の銘柄コード(4桁)は、原則として業種別に与えられる番号が決まっていて、1300番台(水産・農業)、1500番台(鉱業)、1600番台(鉱業(石油/ガス開発))、1700番台~1900番台(建設)、2000番台(食品)、3000番台(繊維・紙)、4000番台(化学・薬品)、5000番台(資源・素材)、6000番台(機械・電機)、7000番台(自動車・輸送機)、8000番台(金融・商業)、9000番台(運輸・通信・放送・ソフトウェア)となっています。しかし、近年は番号が不足してきたこともあり、新規上場株には、業種に関係なく2000~4000番台が与えられることが多くなっています。
証券業務の国際化に伴い、世界共通の証券コードとして、ISINコードが作られました。全部で12桁あり、最初の2桁は国別のアルファベット(日本はJP)、次の9桁は新証券コード、最後の1桁はチェックコードで表示されています。日本では1993年7月から導入されました。