額面金額とは
額面金額とは、一般的には債券の最低申込単位のことで、債券によって異なります。ただし、債券は必ずしも額面金額で発行されるわけではなく、新規に発行する際の価格は発行価格といいます。発行価格は額面金額100円当たりで表示されます。たとえば、「額面金額10万円」で「額面金額100円当たり発行価格が100.25円」の債券を購入するときに必要なお金は、100,000円÷100円×100.25円=100,250円です。償還を迎えると額面金額で戻ってきます。
債券の発行価格は、その都度、変わります。たとえば、利付国債は毎月発行されていますが、額面金額100円につき99.99円で発行されるときもあれば、100.07円で発行されるときもあります。