お知らせ
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ZEW景況感指数とは
ドイツの景気見通しを指数化した経済指標で、最も注目度の高い指標のひとつです。欧州経済研究センター(ZEW:Zentrum fur Europaische Wirtschaftsforschung:Centre for European Economic Research)がアナリストや機関投資家約350人を対象に今後6ヵ月の景気見通しについてアンケート調査を行って算出し、毎月中旬に公表しています。50を上回ると好況とみなされ、逆に下回ると不況とみなされます。景況感指数の先行指標としても利用されて...
スワップポイントとは
スワップポイントとは、投資する2国間の通貨の金利差から発生する利益のことです。たとえば、低金利通貨である日本円を売って、高金利通貨の豪ドルを買った場合には、その金利差を毎日受け取ることができます。一方、高金利通貨を売って、低金利通貨を買った場合にはマイナスのスワップポイントが発生し、金利差分を支払うことになります。スワップポイントは、取引にかかわる受け渡しの日が考慮されて算出されます。そのため、マーケットが休場している土曜日や日曜日、また大型連休の前などは、スワップポイントが数日分まとめて付与さ...
スリッページとは
スリッページとは、注文時に指定した為替レートと実際の約定時の為替レートが異なることをいいます。為替相場は常に変動しており、ストリーミング注文などでは発注から約定までのわずかな時間でレートが変動してしまうことも少なくありません。なお、FX取引では、あらかじめスリッページの許容範囲を指定することもできます。また、投資家にとって有利なレートでスリッページした場合には、そのまま有利なレートで約定します。FX投資家の間では、スリッページのことを「すべる」と表現しています。
スペキュレーションとは
スペキュレーション(Speculation)とは投機的な取引のことで、リスクを取って行う売買取引を指します。投資(Investment)よりもハイリスク・ハイリターンで、為替相場の変動などを利用し、主に短期的な利益を狙って行う投機的な取引です。
スパンモデルとは
スパンモデルは、元ディーラーの柾木利彦氏が考案したテクニカル指標です。一目均衡表がベースとなっており、青色スパン(短期トレンド)、赤色スパン(長期トレンド)、遅行スパンの3つのラインで構成されています。青色スパンが上、赤色スパンが下に位置している時は買いシグナル、一方、赤色スパンが上、青色スパンが下にある時は売りシグナルとなります。
ストリーミング注文とは
ストリーミング注文とは、リアルタイムで表示されている為替レートで取引を行う注文方法です。ただし、為替レートは常に変動しているため、注文画面で見ていた価格で約定しないこともあります。為替変動によるスリッページを回避したい場合にはストリーミング注文を、約定を確実にしたい場合は、成行での注文が向いています。
ストップロスオーダーとは
保有しているポジションに大きな損失が出ないように、あらかじめ損切りのラインを決め、そこにタッチした場合に決済注文が出されるというオーダー(注文)のことです。一般的にストップロスオーダーに活用されるのは、逆指値注文と呼ばれる注文方法です。たとえば、米ドル/円において、「ドル高・円安」で利益を狙う買い(ロングポジション)を保有している場合、思惑とは逆に「ドル安・円高」になってしまうと損失が発生します。そこで、「○○円まで下がったら売り(決済)」という逆指値をあらかじめ入れておくことで、それ以上の損失...
スーパーボリンジャーとは
スーパーボリンジャーは、元ディーラーの柾木利彦氏が考案したテクニカル指標です。ボリンジャーバンドがベースとなっており、これに遅行スパンを加えることで、トレンドの強さをより鮮明に判断することができるようになりました。従来のボリンジャーバンドでは、±2σ(シグマ)までの表示でしたが、スーパーボリンジャーでは、±3σまでの表示となっています。
信託保全とは
信託保全とは、投資家から預かった証拠金や取引による損益、またスワップポイントなど、顧客の資産と自社の資産を分別して信託銀行に信託し、管理することを指します。これにより、万が一、証券会社やFX会社が破綻した場合にも、投資家(顧客)の資産は保全されることになります。
新規失業保険申請件数とは
米国国内の雇用情勢を示す経済指標で、失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計し、季節調整を加えて発表されるものです。景気の動向に敏感に反応するといわれており、景気先行指数として用いられます。米労働省が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しています。
ショートカバーとは
ショートカバー(Short Cover)とは、売りポジション(ショート)を買い戻すことですが、個々の取引というよりも一定の相場状況を指すときによく用いられます。FX市場で価格が下落した後に、短期の売りポジション保有者の買い戻しによって、相場が反発することを指します。また、上昇相場のときに売り持ちをしている投資家が損失に耐えきれず、損切りすることを指す場合もあります。
消費者信頼感指数とは
消費者のセンチメント(消費者マインド)をアンケートで調査して指数化した景気関連の経済指標です。CCI(Consumer Confidence Index)とも呼ばれています。一般的に個人消費やGDPとの相関性が高く、これらの先行指標として注目されています。米国の民間経済研究所であるコンファレンスボード(全米産業審議委員会)が毎月発表するものが代表的で、5,000世帯の消費者に対して現状や半年後の景況感についてアンケートを実施し、1985年を100として指数化しています。対象人数が同種の指数である...
証拠金とは
FXでは、あらかじめ現金を口座に入金し、それを担保に最大25倍(個人口座の場合)のレバレッジ(てこの原理)をかけた取引が可能です。この口座に入れる現金を証拠金と呼びます。たとえば、10万円の資金を証拠金とした場合には、最大250万円分の投資が可能となります。為替の変動によって、保有しているポジションに含み損が発生すると、追加の証拠金(追証)が必要となるため、必要証拠金に対して余裕を持った投資を心掛けましょう。
直物取引/スポット取引とは
FXでは、外国為替の取引が約定してから2営業日目に、外貨とその対価の決済(受け渡し)が行われます。この取引を直物取引またはスポット取引と呼びます。
シカゴ購買部協会景気指数とは
米シカゴ購買部協会がシカゴ地区にある企業の購買担当者へのアンケートをもとに毎月発表する景気指数で、50が好不況の分岐点となります。全米を対象とする全米供給協会(ISM)によるISM製造業景気指数の前営業日(月末)に発表されることから、同指標の先行指標としても利用されています。
CCIとは
CCIは「Commodity Channel Index」の略で、「売られ過ぎ」や「買われ過ぎ」を示すオシレーター系のテクニカル指標です。CCIは、現在の価格が過去の値動きの値幅に対してどの程度乖離しているのかを指数化しています。基本的には100%を超えたら「買われ過ぎ」、-100%を下回ったら「売られ過ぎ」と判断します。オシレーター系のテクニカル指標ですが、トレンドフォローの手法に活用している投資家も少なくありません。オシレーター系はテクニカルの値として100%が上限(下限)で範囲が決まってい...
CIPS製造業指数とは
イギリスの製造業の景気見通しを指数化した経済指標で、英購買部協会(CIPS:The Chartered Institute of Purchasing & Supply)が毎月、月初に公表しています。製造業の購買担当者へのアンケート調査をもとに、景気見通しを指数化したものです。指数が50を上回ると製造業における景気が拡大していることを示し、50を下回ると後退していることを示します。イギリスの中央銀行や市場関係者からも注目されている指標です。
GMMAとは
GMMAは、「Guppy Multi Moving Average」の略で、複合型移動平均線とも呼ばれます。短期線6本と長期線6本の合計12本の指数平滑移動平均線をチャート上に表示して、移動平均線の傾きでトレンドの方向性、移動平均線の幅で相場の強弱を判断していきます。なお、GMMAのGは、考案者であるオーストラリアのトレーダー、ダリル・ガッピー氏の頭文字をとったものです。
差金決済とは
差金決済とは、直現物の受け渡しを行わず、反対売買によって生じた差額を授受する決済方法のことです。証拠金を預託して直接原資産の買い付けを行わないFX取引やCFD取引は差金決済となります。
クロス円とは
クロス円とはFX(外国為替証拠金取引)における通貨ペアのうち、米ドル以外の通貨と日本円のペアを指します。現在、世界の基軸通貨は米ドルなので、米ドル以外の通貨と円を取引する際には、基本的に円で米ドルを買い、米ドルでその通貨を買うことになります。この手間を省くため、それぞれのレートを掛け合わせることによってレートを算出します。具体的には、ユーロ/ドルと、ドル/円を掛け合わせることでユーロ/円が求められます。一方、米ドルと日本円のペアをドルストレートといいます。