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一目均衡表とは

2024年4月22日
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一目均衡表とは、日本で生まれたテクニカルチャートのひとつで、一目山人(いちもくさんじん:ペンネーム)によって開発されました。一目均衡表は、ローソク足と5本の補助線(基準線、転換線、遅行線、先行スパン1、2)を用いてひとつのグラフを形成します。特に「雲」といわれる抵抗帯が一目均衡表の特徴です。この雲の大きさや、雲に対するローソク足の位置や動きなどから、今後の株価の動きを予測することができます。

一目均衡表の最も大きな特徴である「雲」は、その厚さを見ることで、価格に対してどれくらい抵抗があるのかを判断するためのひとつの材料となります。たとえば、雲が厚いということは、なかなかそれ以上またはそれ以下の価格にはなりにくいのでは、と予測することもできるでしょう。また、雲を突き抜けるということは、大きく値動きをする前兆の可能性があるのでは、と考えることもできます。ただし、確実にそういう結果になるというものではありませんが、視覚的にどういう状況なのか見ることができるため、印象に残りやすくなります。テクニカル分析はそれぞれ一長一短があり、万能なテクニカル分析はありません。できれば複数のテクニカル分析を併用して、判断することをおすすめします。

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