株価指数とは
株価指数とは、取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表すものです。株価指数はある時点の株価を基準とします。これによって時系列で見た場合に、連続性を保ちながら、対象とする取引所などの株価の動きを長期的に評価することができます。日本の代表的な株価指数としては、日経225(日経平均株価)やTOPIX(東証株価指数)、JPX日経インデックス400などがあります。株価指数は株式取引の指標として用いられるだけでなく、投資信託のベンチマークや、先物取引、オプション取引の際の原資産としても用いられています。
ニュースなどでもよく耳にする代表的な株価指数として、TOPIX(東証株価指数)やダウ工業株30種(ニューヨーク・ダウ)などがあります。これらは取引所単位の大きなグループの株価の動きを見る指数ですが、銀行株だけや鉄鋼株だけといった業種別の指数もあるので、自分が興味のあるグループの指数をチェックするのもいいでしょう。また、重要な株価指数に採用された銘柄は、その指数への連動を目指すインデックスファンドに組み入れられます。逆に、採用銘柄から除外された銘柄は投資対象から外れることになるので、指数の銘柄の入れ替えに注目する投資家も多いようです。