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VWAPとは

2024年4月22日
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VWAP(Volume Weighted Average Price)とは、売買高加重平均価格のことで、当日の取引所で成立した価格を価格ごとの売買高(出来高)で加重平均したものをいいます。VWAPは平均的な約定価格としてリアルタイムに表示され、主に機関投資家が株式売買時の目標値として用いています。株式注文には、売買高加重平均価格に基づくVWAP値を基準とした方法もあります。指値注文や成行注文では、売買が成立しなかったり、安く売ってしまったり、高く買ってしまったりということがありますが、VWAP値の注文は、そのようなリスクを抑えることができます。

「加重平均」は、データを見る場合、数による偏りを把握するのに便利な手法です。たとえば、100円のケーキと200円のケーキを1個ずつ買えば、平均は150円です。では100円のケーキを7個と200円のケーキを3個買った場合、加重平均だと(100円×7個)+(200円×3個)=1,300円を10個で割った130円になります。単純平均だと100円+200円=300円を2で割った150円となります。

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