米国のフィラデルフィア地区(ペンシルバニア州、ニュージャージー州、デラウエア州)の製造業の景況感や経済活動を示す指標です。「フィラデルフィア連銀業況指数」とも呼ばれます。全米12の地区連銀のひとつであるフィラデルフィア連銀が、毎月第3木曜に発表しています。管轄する地区にある製造業約250社を対象に、現況と半年後の景況感についてアンケート調査を実施して指数化したものです。分岐点はゼロで、プラスが好況、マイナスが不況と判断されます。ニューヨーク連銀製造業景況指数、ISM製造業景況指数とともに重要指標として注目されています。