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iDeCo/個人型確定拠出年金とは

2024年4月22日
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iDeCoは個人型確定拠出年金の愛称です。確定拠出年金とは、毎月一定額を積み立て(拠出し)、各金融機関により予め用意された金融商品の中から選択・投資して、将来受け取る年金額がその運用次第で変わる年金を指します。そのうち個人で加入するタイプのものをiDeCo(個人型確定拠出年金)といいます。会社員の場合、会社を通じて企業型の確定拠出年金に加入することができますが、自営業者や企業型の確定拠出年金を導入していない会社の従業員などは加入できないため、iDeCoが設けられました。長期的な資産形成を目的としており、原則として60歳になるまで中途引き出しはできませんが、掛け金や運用収益、受け取りの際、さまざまな税制優遇が受けられます。運用先は複数の運用商品の中から、加入者自身が選択します。運用次第で将来受け取る年金額が増える可能性もありますが、逆に減る可能性もあります。

2017年1月から対象が会社員や主婦、パート従業員など、20~60歳のほとんどすべての人に広がり、「iDeCo(イデコ)」という愛称のもと、加入者が拡大しています。掛け金は5,000円以上1,000円単位で、上限は職業などによってそれぞれ異なりますが、いずれも全額所得控除されます。運用益は非課税で、年金として受け取る際にも、年金受取りの場合には公的年金等控除、一時金受取りの場合には退職所得控除が適用されます。金融機関によって運用商品や手数料に違いがあるので、よく比較検討しましょう。なお、2022年5月には加入可能年齢が60歳未満から65歳未満に拡大しました。受給開始の上限年齢も70歳から75歳に引き上げられ、原則60歳(加入者資格喪失後)から75歳までの間で選択できるようになりました。

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