SEC(Securities and Exchange Commission)は、投資家保護と公正な市場整備のため、1934年に設立された米国の市場監視機関(連邦政府機関)です。日本語では「証券取引委員会」と呼ばれます。株式や債券などの証券取引の監督・監視を行っています。証券取引の法規を管理しており、企業の不正会計やインサイダー取引などを防止するために活動しています。
日本では、金融庁に属する機関のひとつである「証券取引等監視委員会(SESC)」が同様の役割を担っています。米国のSECにちなんで、日本国内でも単にSECと呼ばれることがあります。