お知らせ
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EV/企業価値とは
EVは「Enterprise Value」の略で、企業価値を指します。一般的な計算式は、「株式時価総額+有利子負債-現預金など」で、企業が将来的に稼ぎ出すフリーキャッシュフローを割引いた現在価値としても算出されます。企業を買収する際に必要な金額の目安になります。
安定操作取引とは
株式等の募集や売出しを容易にするために、主幹事証券会社等が当該銘柄について一定期間に行う市場での売買等のことをいいます。安定操作取引を行うことがある場合には、その内容が目論見書に開示されています。
安定配当とは
企業は利益の中から株主への還元策として定期的に配当を出しますが、その配当が安定して出ている状態を安定配当といいます。配当は必ず出さなければならないものではなく、業績が悪化すれば減らしたり(減配)、なくしたり(無配)することができます。ただし、安定的に配当を出したほうが、長期的に株式を保有する安定株主を確保し、経営の安定を図ることができるため、安定配当を目指す企業が多いといえます。投資する銘柄を選ぶ際は、現在の配当金額だけでなく、過去にどのように推移してきたかもチェックするといいでしょう。
ETN/上場投資証券とは
ETNとは「Exchange-Traded Note」の略で、指数連動債も含みます。ETF(上場投資信託)と同様に、株価指数などに連動する金融商品ですが、金融機関などの発行体が信用力をもとに発行する債券であるため、発行体の倒産や財務状況などによってはETNの価格が下落したり、無価値になる場合もあるため、発行体の信用リスクについては十分に留意する必要があります。一方、ETFの場合は現物株式などの資産を保有しており、たとえETFの組成会社に万が一のことがあっても、投資家の資産は分別管理の対象となって...
あやとは
特に理由が見つからない中で、相場が一時的に小幅に上下動すること。下落トレンドにある相場が一時的に小幅に上げることを「あや戻し」、一方、上昇トレンドにあった相場が一時的に小幅に下げることを「あや押し」といいます。
安定株主とは
安定株主とは、長期的に安定して株式を保有する株主のことです。主に企業の経営者や関係者、または業務提携や取引関係にある会社、メインバンクなどの金融機関を指します。こうした複数の企業がお互いの株を持ち合う、いわゆる「株式持ち合い」や「持ち合い株」は、安定株主比率を上げることで敵対的買収を難しくさせる効果があります。株式持ち合いなどによる安定株主は日本特有の構造といわれていますが、近年、時代の変遷に伴う様々な理由により、株式の持ち合いを解消する動きが見られます。
預け替え(移管)とは
預け替え(移管)とは、証券会社が投資家の指示により保管していた株式などを投資家に返却せずに、他の証券会社に預け替えをすることをいいます。取引証券会社の変更の際に用いられます。また、外国株式の場合、自社のカストディアン(投資家に代わって有価証券の管理を行う機関)から、預け替えする証券会社のカストディアンへ移管されます。
規制銘柄とは
規制銘柄とは、証券取引所が信用取引に関する規制措置を行っている銘柄を指します。信用取引において売買が過度に投機的になることを防止するため、取引所では一定の基準を設けて規制を行います。具体的な規制手段は、保証金率の引き上げや新規取引の制限、停止などです。規制銘柄になっても、取引が正常化されれば規制は解除されます。規制銘柄に指定されると直ちに公表されるので、注文する前に確認できます。規制銘柄に該当すると売買が制限されたり、保有するための資金力強化などが必要となるため、その公表自体が売買の材料になる可...
アク抜けとは
一般的に株価が下がるにはそれなりの理由が存在しますが、それら悪材料が出尽くして、株価が安定もしくは下げ止まった状態をアク抜けと呼びます。たとえば、業績に不安があり、株価が下げ基調だった会社が、予想通りネガティブな決算を発表した場合など、悪材料出尽くしと判断され、アク抜けすることがあります。
アクティビスト/モノ言う株主とは
アクティビスト(Activist)とは本来「活動家」を表す英語ですが、株式の世界では株主としての権利を積極的に行使して、企業に影響力を及ぼそうとする投資家を指します。一定数以上の株式を保有し、投資先企業の経営者に対して経営戦略などを提案することで、その価値を高めて最終的に利益を得ようとする投資ファンドがその代表格で、「モノ言う株主」とも呼ばれます。具体的には、増配や自社株買いなどの株主還元策、事業売却、経営陣刷新などを要求し、その企業の経営に影響力を及ぼします。特に、M&Aに関わる投資ファンド会...
アイランドリバーサルとは
アイランドリバーサルは、ローソク足などのテクニカルチャート上で、離れ小島のような形になっている状態を示します。たとえば、日足チャートの場合では、株価が窓(ギャップ)を空けて上昇(下落)し、翌日に窓を空けて下落(上昇)したときには、チャートが離れ小島のようになります。一般的にアイランドリバーサルでは、上昇時(チャートの上の離れ小島)にできたら天井、下落時(チャートの下の離れ小島)にできたら底打ちのシグナルとされています。
IPO/新規公開株式とは
IPOは、「Initial Public Offering」の略で、一般的に株式等を新規公開することを指します。「新規公開」とは、非上場・未公開の特定の投資家が限定的に保有している株式等を多数の投資家が参加する市場で流通させるために新たに株式を公開(上場)することをいいます。なお、「公開価格」は企業の経営成績、財政状態、成長性等の同業他社比較、投資家の需要などを検討したうえで決定されます。新規公開した企業は、一般投資家が十分に投資判断を行うことができるような資料を提供するため、金融商品取引法にお...
相対取引とは
証券取引所などの市場を通さずに、売り手と買い手が当事者同士で価格や売買数量などを決めて行う取引のことです。たとえば大口の株式取引の場合、マーケットを介して売買を行うと株価が大きく変動する可能性がありますが、相対取引であれば価格変動リスクを排除したうえで、当事者同士があらかじめ決めた価格で取引が成立します。相対売買(あいたいばいばい)と呼ばれることもあります。株式以外にも、債券の一部や外国為替証拠金取引などでも相対取引は行われています。
RCIとは
RCIとは、テクニカルチャートのひとつで、「Rank Correlation Index」の頭文字をとった略語です。日本語に訳すと「順位相関指数」になります。直近の株価がどれだけ上昇してきたか、または下落してきたかということから、買われすぎ、また売られすぎを判断するための指標です。RCIは、ある期間における日付と価格に順位をつけ、その相関関係を-100%から+100%の範囲で指数化したものです。たとえば、計算期間を9日間とした場合、9日間株価が上昇し続ければ+100%となり、9日間株価が下落し続...
RSIとは
RSIとは、「Relative Strength Index」の略で、テクニカルチャートのひとつです。日本語に訳すと「相対力指数」になります。要するに、買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標として利用されています。RSIは、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。いくら値上がり、値下がりしたかはRSIでは判断できません。数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られ...