オプション取引とは
オプション取引とは、証券や通貨または商品など(原資産)を将来の決められた期日までに、そのときの市場価格に関係なくあらかじめ決められた特定の価格(権利行使価格)で買う権利、または売る権利を売買する取引のことをいい、デリバティブ商品のひとつです。原資産を買う権利についてのオプションを「コールオプション」、売る権利についてのオプションを「プットオプション」と呼び、それぞれの権利に対してつけられる価格のことをオプション料もしくはプレミアムといいます。
株と先物のオプションは、日本ではまだ取引量がとても少なく、個人投資家が取引を行える環境ではないのですが、唯一、「日経225オプション」というオプションは取引が活発に行われています。オプション取引は、商品そのものを売買するのではなく、売ったり買ったりする権利を売買するので投資額は少額で済みますが、オプションの売りは理論上、損失が無限大となりますので、取引には注意が必要です。