カタリスト(Catalyst)はもともと化学反応を促す「触媒」を表す英語で、マーケットにおいては相場を動かすきっかけとなる材料やイベントを指します。たとえば、経済統計や企業業績、新製品開発、M&A、TOB(株式公開買付)など、多岐にわたります。株価上昇につながる好材料だけでなく、下落を招く悪材料の場合にも使われます。
長らく放置されて割安だった企業の株価が、カタリストの出現によってにわかに動意づき、上昇するケースも多々あります。ホームページやIR発表などを参考に、「カタリストが現れそうな銘柄」を見つけるのも、投資の醍醐味といえるのかもしれません。