外国株式の国内店頭取引とは
外国証券取引のうち、投資家と証券会社が取引所を通さずに直接売買する取引です。具体的には、証券会社は投資家から受けた外国株式の注文を、海外の株価を参考に自らが相手方となって取引を成立させます。投資家の買い注文に対して証券会社が手持ちの外国株式を売ったり、投資家の売り注文に対して証券会社が買い取ったりして取引を成立させます。なお、国内店頭取引で売買できる銘柄は証券会社が決めていますので、銘柄数は限られています。
証券会社は投資家との間で国内店頭取引を行う際には、社内で決めた合理的な時価(社内時価)で売買を行わなければならないことになっています。このような店頭取引の基本的なルールは日本証券業協会が定めています。