お知らせ
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会社型投資信託/投資法人とは
投資信託の設立形態による分類上、投資を目的とする法人(投資法人)を設立し、投資家(投資主)が投資法人に出資をしたうえで、投資法人からの収益の分配を受けるタイプの投資信託を「会社型投資信託(投資法人)」といいます。投資家(投資主)は、この投資法人に出資をし、投資法人から収益の分配を受ける権利を持つばかりでなく、投資法人内にある投資主総会における議決権も持つことになります。この点は契約型投資信託との大きな違いです。欧米では広く普及していましたが、日本では1998年の投資信託法改正により導入されました...
買取請求とは
買取請求とは、投資家が保有する投資信託を、証券会社などが買い取って換金する方法です。販売会社が買い取りの相手となるので、販売会社によっては買取請求による換金を行っていないところもあります。投資信託の換金方法には、買取請求の他、解約請求があります。解約請求はどこの販売会社でも行うことができます。株式投資信託を換金した際にかかる税金は、その利益も損失も株式や他の投資信託の利益や損失と合わせて計算することができます。ただ、勝手に「あれとこれで、プラスマイナスゼロね」と判断してはいけません。きちんと確定...
解約請求とは
解約請求とは、投資家が保有する投資信託を解約して換金する方法です。解約請求は、委託会社への請求となりますが、実際は証券会社などを通じて行います。投資信託の換金方法には、解約請求の他、買取請求があります。買取請求は販売会社によっては対応していないところもあります。株式投資信託を換金した際にかかる税金は、その利益も損失も株式や他の投資信託の利益や損失と合わせて計算することができます。ただ、勝手に「あれとこれで、プラスマイナスゼロね」と判断してはいけません。きちんと確定申告を行って、どの投資信託で利益...
外貨建てMMFとは
外貨建てMMFとは、外貨で運用される投資信託のひとつで、MMFは「Money Market Fund」の略です。主に米ドル建ての商品があります。格付が高い、短期の国債や地方債、社債などで運用されるため、比較的安全性が高く、その通貨の金利水準が運用成績に反映されると考えられます。売買手数料はかかりませんが、円から外貨、外貨から円に交換するための為替手数料が必要です。また、保有期間中には、信託報酬がかかります。一般的に、外貨預金に比べて為替手数料が安く、比較的利回りが高いので人気があります。しかし、...
外貨建て投資信託とは
外貨建て投資信託とは、外貨で取引されている投資信託のことです。基準価額や分配金などが外貨で表示されています。円でも購入できますが、実際には一度外貨を購入し、その後投資信託を購入する仕組みになっているため、為替手数料が必要になる場合があります。外貨建てMMFも外貨建て投資信託のひとつです。外貨建て投資信託のほとんどが外国籍投資信託となっています。外国籍投資信託とは海外で設定・運用される投資信託のことです。
外国投信/外国投資信託とは
海外で、海外の法令に基づいて設定される投資信託のことです。たとえば、運用対象が全て日本の資産であったとしても、海外で、海外の法令に基づいて設定される投資信託は外国投資信託に分類されます。国内で販売されている証券投資信託では、外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)が外国投資信託の代表です。外国投資信託は日本にはない商品性だったり、税制面で有利な点があったりしますが、外貨建ての場合は為替リスクがありますので注意が必要です。なお、外国投資信託であっても、日本で販売される場合は、日本の法令に基づ...
オープン・エンド型投資信託とは
オープン・エンド型投資信託とは、いつでも換金可能な投資信託のことです。国内の多くの投資信託はオープン・エンド型投資信託であり、換金する場合の価格は1日1回確定する基準価額になります。オープン・エンド型投資信託に対し、換金はできないけれど、市場で売買される投資信託をクローズド・エンド型投資信託といい、上場投資信託/ETFや、不動産投資信託/REITがこれに当たります。いつでも換金できるといっても、MRFなどを除く多くの投資信託は売却から換金までに数営業日から1週間程度かかります。また、昨今、外国株...
オフショアファンドとは
ファンド規制や税制の緩やかな地域に設立される(ファンドの籍を置く)ファンドの総称。オフショア(Off-Shore)を直訳すると「海外」「陸から離れた(沖)」ということになりますが、国内居住者(=国内投資家)向けのファンドがオンショアファンド(On-Shore Fund)であるのに対して非居住者向けに(海の向こうで)設定される投資信託であることから、オフショアファンド(Off-Shore Fund)と呼ばれています。オフショアファンドは、ケイマン諸島やバミューダ諸島などの租税回避地(タックスヘイブ...
オルタナティブ投資とは
オルタナティブ投資とは、上場株式や債券といった伝統的資産と呼ばれるもの以外の新しい投資対象や投資手法のことをいいます。オルタナティブ(alternative)は直訳すると「代わりの」「代替の」という意味です。具体的な投資対象としては、農産物・鉱物、不動産などの商品、未公開株や金融技術が駆使された先物、オプション、スワップなどの取引が挙げられます。オルタナティブ投資は一般的にはあまりなじみのない投資です。しかし、投資信託の運用手段としてはよく利用されている投資方法です。たとえば、為替変動の影響を軽...
MLPとは
MLP(Master Limited Partnership)とは、主に米国で行なわれている共同投資事業形態のひとつであり、その出資持分が米国の金融商品取引所に上場されているものをいいます。
オーバーレイとは
オーバーレイとは、ひとつの投資信託の中で株や債券などの運用と、先物取引などのデリバティブの運用とを別々に行う手法のことです。リスクを回避する手段として投資信託内のそれぞれの運用チームでデリバティブ運用を使うことがあります。ところが、それぞれの運用チームで、たとえば為替リスクを回避するデリバティブ運用を行うと、株式運用チームでは為替の売り、債券運用チームでは為替の買いといった矛盾する取引が行われ、運用効率が下がってしまうケースがあります。そこで、それぞれバラバラにデリバティブ運用を行うのではなく、...
運用レポートとは
運用レポートとは、投資信託を運用している運用会社が発行する投資家向けの書類のひとつです。これまでの運用成績や累積リターン、ベンチマークとの比較、組み入れ上位銘柄、運用状況や今後の運用に関するコメントなどがまとめられています。発行の有無や発行される間隔は商品によって異なりますが、毎週、毎月、四半期ごとなどが一般的です。運用レポートは商品を保有している投資家だけに配布されているわけではなく、販売用資料としても広く提供されています。運用レポートは目論見書や運用報告書に比べると詳細さは欠けますが、短期間...
エコファンドとは
環境に配慮した経営を行っている企業を中心に投資する投資信託のことです。収益率や成長性など、従来の投資尺度にかかわらず、環境に配慮した製品を製造している、環境問題に積極的に取り組んでいるなどの観点から、投資先を選んで投資している点が特徴です。広義には、社会責任投資(SRI:Socially Responsible Investment)に含まれます。欧米で設定されたのが始まりですが、1990年代後半に環境問題に対する意識が世界的に高まり、日本では1999年に初めてのエコファンド『日興エコファンド』...
エマージング市場とは
エマージング市場とは、経済が発展途上にある国や地域の金融市場のことで、新興国市場とも呼ばれます。エマージング(emerging)は直訳すると「新出現の」という意味です。一般的には、中南米、東南アジア、中東、東欧などの市場を指します。経済が急成長することにより高いリターンが期待できる半面、通貨価値の暴落や急激なインフレなど、先進国市場と比較すると投資リスクが相対的に高いこともこの市場の特徴です。
MRFとは
MRFとは、安全性の高い公社債などで運用される投資信託のことで、「Money Reserve Fund」の略称です。運用資産に株式は含まれません。1円以上1円単位で購入することができ、購入後すぐに換金することもできます。基本的に販売手数料や信託財産留保額などはかかりません。証券口座を開設する際に、MRFの申し込みをすると、証券口座へ入金したお金や株などを売却したお金は自動的にMRFで運用され、MRF以外の有価証券を購入する場合はMRFが売却されて、購入代金に充てられます。MRFは銀行の普通預金の...
運用会社とは
運用会社とは、投資信託の運用の指図を行う会社のことで、投資信託会社、投信会社などとも呼ばれています。運用会社では、投資信託を開発したり、運用の際の売買の指示、投資判断などを行い、投資信託の決算ごとに運用報告書を発行します。投資信託は、運用の指図を行う運用会社の他、商品を販売する販売会社(証券会社など)、資産を預かり売買を実行する信託銀行が主体となって運営されています。みなさんもよくご存じのように、スーパーや百貨店で商品を買っても、必ずしもそのお店が作った商品とは限りません。実際に作っているのは製...
運用報告書とは
運用報告書とは、投資信託の運用成績や資産状況などを報告する文書のことです。 運用方針などが書かれた目論見書とともに重要な文書のひとつで、今後の運用方針や運用実績、費用、資産や負債などの情報が記載されています。会社の決算報告に似ています。基本的に決算ごとに発行されますが、決算期間が6ヵ月未満の投資信託は、6ヵ月ごとに発行されます(MRFは1年ごとに発行)。過去の結果も大切ですが、もっと重要なのは「これからどうなるか?」ではないでしょうか。運用報告書には結果とともにこれから市場がどう動くのか、それに...
インカムゲインとは
インカムゲインとは、株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです。たとえば、株式では配当金、債券では利子、不動産では賃貸することにより得られる家賃収入がインカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けることで、継続的な収入を期待することができます。インカムゲインに対し、保有する資産を売却することで得られる収益のことをキャピタルゲインといいます。最も身近なインカムゲインは、預貯金を預けることによって得られる利息ではないでしょうか。利息は半年に1回というように定期的に受け取ることができます。ま...
インデックスとは
インデックス(Index)とは、市場の動きを示す指数のことです。たとえば、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)は日本株式の代表的なインデックスです。インデックスの値動きを見て、市場全体の状況を推測することができます。インデックスと連動した値動きを目指して運用される投資信託のことをインデックスファンドといい、さまざまなインデックスに連動した投資信託が販売されています。インデックスファンド以外にも、なんらかのインデックスをベンチマーク(目安)として採用している投資信託もあります。投資信託の成績を...
インデックス運用とは
インデックス運用とは、目安となる指数(ベンチマーク)に連動した運用スタイルのことです。たとえば、日本株で運用する投資信託の場合、日本株の代表的なインデックス(指数)である日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などのインデックスをベンチマークとして、それに連動した値動きをするよう運用します。インデックス運用は、プラスもマイナスも市場の動きとほぼ一緒になりますから、まわりの人より大きく儲けようという人には向かない運用かもしれませんね。インデックス運用は、投資先の国や地域、市場とともに投資した資産も...