EBITとは「Earnings Before Interest and Taxes」の略で、利払前・税引前利益を指します。企業が借り入れを行っている場合には支払利息が発生し、その分利益が減少するので、借り入れによるコスト(支払利息など)の影響を除いた利益を見るためのものです。一般的に創業間もないベンチャー企業などの収益力を分析するときに、EBITを用います。EBITの算出に使用される利益には、営業利益のほか、経常利益や税引前当期純利益から算出する方法など、数パターン存在します。つまり、統一された
EBITDAとは「Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization」の略で、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益を指します。国によって金利水準、税率、減価償却方法などが違うため、国際的な企業の収益力は一概に比較することはできません。その点、EBITDAはその違いを最小限に抑えて利益額を算出しているため、国際的な企業、あるいは設備投資が多く減価償却負担の大きい企業などの収益力を比較・分析する際にしばしば用いら
ECB(European Central Bank)は、欧州中央銀行のことを指します。ユーロ通貨圏(ユーロ圏)である20ヵ国の統一的な金融政策を担っている中央銀行です。1998年6月1日に設立され、本部はドイツのフランクフルトにあります。統一通貨ユーロ導入に伴い、ユーロ圏の金融政策は各国の中央銀行に代わってECBの政策理事会が決定し、各国の中央銀行が金融調節を行います。ECBの行う金融政策は、米国のFRB(連邦準備制度理事会)同様、世界的に注目度の高いものとなっています。
ESFSとは「European System of Financial Supervisors」の略で、欧州金融監督制度と訳されます。ESFSはリーマン・ショックを背景とする世界的な金融危機を教訓に金融市場の安定化を図り、金融危機の再発防止を目的としています。2009年に欧州委員会がまとめた法案をもとに、2010年に欧州議会および閣僚理事会が承認し、2011年1月に発足しました。マクロの観点からは欧州システミックリスク評議会、ミクロの観点からは銀行、証券、保険などの各監督庁がチェック機能を担当す