お知らせ
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為替ディーラー/為替ブローカーとは
銀行など金融機関においてマーケット部門に所属し、外国為替取引を専門に行なう人を指します。金融機関の為替ディーラーには、インターバンクディーラーとカスタマーバンクディーラーの2種類があり、前者は銀行間市場で取引し、後者は対顧客市場で為替取引を行います。一方、為替ブローカーは、通貨を売りたい金融機関と買いたい金融機関を仲介し、取引を成立させることを業務とします。
為替差益/為替差損とは
為替レートの変動により生じた利益を為替差益、生じた損失を為替差損といいます。たとえば、米ドルを1ドル=105円のときに購入した後、為替レートが円安方向に動いて1ドル=120円となった場合、購入していたドルを円に交換すれば1ドルにつき15円の利益を得ることになり、これが為替差益となります。逆に、為替レートが円高に進んで1ドル=100円となった場合は1ドルにつき5円の損失をこうむることになり、これが為替差損となります。なお、為替差益は所得税の課税対象となります。為替相場は常に変動しており、上がったり...
カバー取引とは
カバー取引は、カバーディールとも呼ばれ、証券会社やFX会社が顧客から受けた注文と同じもしくはそれに近い注文を銀行などに発注する取引のことです。これにより、注文を受けた証券会社やFX会社は、為替変動リスクを回避することができます。
加重移動平均線とは
加重移動平均線は、直近の価格に比重を置いた移動平均線です。単純移動平均線に比べて、値動きに敏感に反応するので、トレンドの転換をいち早く察知することができます。
外国為替市場とは
外国為替市場とは、日本円や米ドル、ユーロなどの異なる通貨を交換(売買)する場のことです。ただし、証券取引所のように実際の取引所が存在するわけではなく、多くの取引は電話や電子機器を通じて行われています。個人や企業が金融機関と行う「対顧客取引」と、金融機関のみに参加が限定された「インターバンク取引」があります。
オンショア人民元/CNYとは
オンショア人民元(CNY)とは、中国の通貨である人民元のうち、中国本土の居住者が取引する国内(オンショア)市場(上海外国為替市場)で流通するものを指します。これに対し、香港、シンガポール、イギリスなど中国本土外の居住者が取引する国外(オフショア)市場で流通するものを「オフショア人民元(CNH)」といいます。2つの市場は分断されており、為替レートも2つ存在します。CNYは貿易など実需に基づく取引に限られており、1日の変動幅も制限されるなど、多くの規制が課せられています。
オフショア人民元/CNHとは
オフショア人民元(CNH)とは、中国の通貨である人民元のうち、香港、シンガポール、イギリスなど中国本土外の居住者が取引する国外(オフショア)市場で取引されるものを指します。これに対し、中国本土の居住者が取引する国内(オンショア)市場(上海外国為替市場)で流通するものを「オンショア人民元(CNY)」といいます。2つの市場は分断されており、為替レートも2つ存在します。CNHは中国国内の規制が適用されず、自由に売買できるため、中国本土のCNYに比べてより市場実勢に近いレートだといわれています。
オーバーナイト・ポジションとは
オーバーナイト・ポジションとは、その日のうちに決済せずに翌日に持ち越したポジション(建玉)を指します。FXでは、ポジションをオーバーナイト(翌日に持ち越す)することで取引通貨ペアの金利差によるスワップポイントが発生します。
OCO注文とは
OCO注文とは、異なる2種類の注文を同時に出しておき、片方が成立したらもう一方が自動的にキャンセルされる注文方法で、OCOは「One Cancels Others」の略です。たとえば、現在保有しているポジションに対して、「○○円まで上がったら利益確定」「○○円まで下がったら損切り」という2種類の注文を出すことができます。OCO注文は、新規エントリーの場合にも活用できます。チャート分析の「三角もち合い」のように、将来的に相場がどちらかに大きく動きそうなときなどに、どちらに動いても対応できるようにO...
エンベロープとは
エンベロープはチャート上に描かれる移動平均線に対して、上下に一定の乖離幅(%)や値幅に引いたラインのことです。価格が移動平均線に対して、どの程度乖離しているのかを見て、「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を判断します。
エリオット波動論とは
エリオット波動論は、「相場には共通のパターンがあり、5つの上昇波と3つの下降波で1つのサイクルが形成される」という考え方に基づくテクニカル分析の理論です。上昇第1波~第5波、下降第1波~3波の合計8つの波が存在し、次の3つの原則に基づいています。① 上昇第1波、3波、5波の中で、上昇3波が一番短くなることはない。② 上昇第2波は、上昇第波動1のスタート地点を下回ることはない。③ 上昇第4波は、上昇第1波の高値を割り込むことはない。
FXとは
FXとは、外国為替証拠金取引のことで、「Foreign Exchange」の頭文字をとったものです。2つの国の通貨を取引することで、為替差益や金利差によるスワップポイントで利益を狙う金融商品です。証拠金を担保にレバレッジ(てこの原理)をかけて取引することができるデリバティブ(金融派生商品)の一種で、外貨預金などにくらべて手数料も割安で、基本、24時間取引が可能です。たとえば、外貨預金で米ドルを預け入れた場合、「ドル高・円安」で為替差益が発生する一方で、「ドル安・円高」になると為替差損が発生してし...
NDDとは
NDDとは「No Dealing Desk」の略で、投資家からの注文を直接インターバンク市場へ流して取引を行う方式のことです。これに対し、投資家とFX取扱業者が1対1で相対取引を行う方式をDD(Dealing Desk)といいます。海外のFX取扱業者にはNDDを採用しているところがあり、インターバンク市場の透明性が高い為替レートで取引できるという特徴があります。
SVME-購買部協会景気指数とは
SVMEとはスイス購買部協会(Schweizerischer Verband fur Materialwirtschaft und Einkauf)の略称で、同協会がスイス製造業の経営者や資材購買担当者に新規受注や仕入価格などの状況を調査したアンケートをもとに指数化して、毎月公表している指標です。スイス経済の動向を表す代表的な指標として市場関係者から注目されています。50を上回ると企業側から見た景気が好調とみなされ、逆に下回ると景気が不調とみなされます。
S&P ケース・シラー住宅価格指数とは
米国の住宅価格の水準を示す指数で、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P Dow Jones Indices)が毎月公表しています。全米の調査対象地域の一定期間の住宅売買の再販価格を集計し、2000年1月の価格を100として算出される指数で、米国国内の住宅価格動向を示す最も一般的な指数のひとつです。住宅価格は個人消費に大きな影響を及ぼすため、米国の景気指標として注目されています。
ATRとは
ATRは、「Average True Range」の略で、テクニカル分析のひとつです。ATRによって、マーケットや銘柄の平均的なボラティリティ(変動率)を視覚的に判断することができます。ATRは、相場の過熱感や終息を示す指標ですが、売買シグナルを発することはありません。平均的なボラティリティを知ることで、リスク管理などに活用する投資家が多いようです。
HLバンドとは
HLバンドは、トレンド系のテクニカル指標のひとつです。Hは「High」、Lは「Low」、つまり高値と安値の意味で、それぞれの一定期間の高値と安値の2本のラインで構成されます。為替レートがこのラインを割った場合に売買のシグナルが発生します。考え方としては、トレンドラインによるレジスタンスライン(上値抵抗線)やサポートライン(下値支持線)と似ています。
ウイリアムズ%Rとは
ウイリアムズ%Rは、「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すオシレーター系のテクニカル指標です。当日の終値が一定期間のレンジの中でどの位置にあるかを0から-100の数値で示します。0に近いほど買われ過ぎ、-100に近いほど売られ過ぎと判断します。計算式は、ウイリアムズ%R=100×(直近の終値-n日間の高値)÷(n日間の高値-n日間の安値)
インターバンク市場とは
外国為替取引では、銀行などの金融機関や大手証券会社などがコンピュータなどを通じて取引を行っています。この金融機関のみに参加が限定された市場がインターバンク市場で、銀行間取引市場とも呼ばれています。
IFD注文とは
IFD注文とは、新規の注文と決済の注文を同時に出せる注文方法で、IFDは「If done」の略です。たとえば、「○○円になったら新規で買い、その後、○○円になったら決済する」というようにエントリーと決済の注文を同時に発注することができます。新規の注文は指値や逆指値、決済は利益確定や損切りなど、状況に合わせて使いわけることができます。