お知らせ
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日柄とは
株式市場においての「日柄」は、時間をかけて適正水準に落ち着くまでの日数を指します。一般的に株式市場は売りと買いの需給によって株価が形成されますが、時折、銘柄に関するポジティブなニュースなどが出ると、極端に買われたりして株価が急騰することがあります。しかし、その上昇がいつまでも続くわけではありません。そこからもみ合い状態となり、時間をかけて適正な株価水準に落ち着くまでの時間が日柄です。なにかのきっかけで急騰した銘柄が、もみ合いから時間をかけて適正な株価水準に戻ることを「日柄調整」と呼びます。
BPS/1株当たり純資産とは
BPSとは「Book-value Per Share」の略で、1株当たりの純資産です。純資産を発行済株式数で割って算出しており、大きいほど会社の安定性が高いと評価されます。
PTS/私設取引システムとは
PTSは「Proprietary Trading System」の略で、投資家が証券取引所を介さずに有価証券を売買することができる電子取引システムのことです。1998年12月の証券取引法改正により、取引所の集中義務が撤廃されたことで上場銘柄の取引所外取引が可能となりました。PTSは証券取引所がクローズした後の夜間でも売買が可能です。なお、PTSでの取引を取り扱っている証券会社はごく一部(2023年1月現在)で、売買高も限られています。
PCFRとは
PCFRとは「Price Cash Flow Ratio」の略で、株価キャッシュフロー倍率と訳されます。株価を1株当たりのキャッシュフローで割って算出します。なお、ここでのキャッシュフローとは、当期純利益に減価償却費を加えたものです。PCFRが低いほど株価が割安といえますが、業種によって設備投資額などが異なるため、同業他社と比較して判断することが重要です。
PO/公募・売出しとは
POは、「Public Offering」の略で、一般に株式等の公募や売出しを指します。「公募」とは、主に株式などを公開する企業が資金調達を目的として、多数の投資家に対し、新たに発行する株式などの取得を募ることをいいます。「売出し」とは、多数の投資家に対し、主に株式などを公開する企業の大株主などが保有する既に発行された株式などを放出することをいいます。IPOは、「Initial Public Offering」の略で、一般的に株式などを新規公開することを指します。「新規公開」とは、非上場・未公開...
PSRとは
PSRとは「Price Sales Ratio」の略で、株価売上倍率と訳されます。時価総額を年間売上で割って、算出します。新興企業同士の株価水準を判断する場合に使用することなどがあり、PSRが低いほど、株価が割安と判断することができます。
ハンセン指数とは
ハンセン指数とは、香港市場全体の動きを表す代表的な株価指数のことです。香港証券取引所の主要な33銘柄を対象に、1964年7月31日を100として時価総額の加重平均で算出しています。ハンセン指数以外に中国の代表的な指数として、上海総合株価指数、中国企業指数、レッドチップ指数などがあります。多くの証券会社などで売買が可能になった中国株ですが、国内の株と比べると情報を得る方法が少ないので、市場の動向のチェックはとても重要です。指数は市場全体の動向をチェックするツールのひとつなので、ハンセン指数に限らず...
バリュー投資とは
投資信託などの運用手法のひとつで、現在の株価がその企業の利益水準や資産価値などから判断して割安にあると考えられる銘柄を買い付ける手法です。多くの場合、株式の個別銘柄の代表的な投資尺度であるPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などを用いて判断し、これらの数値の低い銘柄を買い付けます。なお、投資信託の中でこのような手法で銘柄選定しているタイプをバリューファンドといいます。割安さに着目して銘柄を選択するバリュー投資に対し、成長性に着目して銘柄を選択するスタンスをグロース投資といいます。
パラボリックとは
パラボリックとは「放物線」という意味で、SAR(ストップアンドリバース)という指標を使用して、相場のトレンド転換点をみるテクニカル指標です。通常、ローソク足がSARの上にある場合は上昇相場、下にある場合は下落相場を示し、上昇相場でローソク足がSARを下抜けたら売りサイン、下落相場でローソク足がSARを上抜けたら買いサインとされています。◇計算式当日SAR=前日SAR+加速因数×(新値-前日SAR)新値:上昇相場ではそのトレンドの新高値、下落相場ではそのトレンドの新安値のこと。加速因数:一般的に初...
初値とは
一般に、上場日以降に初めて付いた市場価格を指します。
発行価額とは
有価証券の発行者が新たに株式等を発行する際の会社法上の払込金額をいいます。なお、株式等の募集において、投資者が購入する際の価格である「発行価格」とは異なります。
発行価格とは
株式等の募集に際して、投資者が株式等を購入する際の1株当たりの金額のことをいい、ブックビルディングの需要状況等を総合的に勘案して決定されます。これは、申込期間中に投資者が支払う申込証拠金と同一の金額となります。なお、「発行価格」は、会社法上の1株当たりの払込金額を意味する「発行価額」とは異なります。
バスケット取引とは
複数銘柄をまとめてバスケットに入った1つの商品として売買する取引のことをいいます。東京証券取引所では、15銘柄以上かつ売買代金1億円以上、と定義しています。一般的にバスケット取引は、立会外取引や店頭市場で行われます。つまり、マーケットが閉まっている時間帯でも取引が可能なのです。特に前場が終了した後のバスケット取引は、後場の動向に大きな影響を与えるため、多くの投資家が注目しています。
始値とは
始値とは、ある期間で最初についた価格のことをいいます。期間が1日の場合、始値は寄付(よりつき)とも呼ばれます。始値に対し、期間の最後についた価格のことを終値(おわりね)といいます。
端株とは
端株とは、1株未満の株のことです。端株の最小単位は0.01株、つまり1株の100分の1になります。端株は通常の取引では発生しませんが、株式分割や企業の合併の際の株式交換などによって発生することがあります。たとえば、1.2倍の株式分割があった場合、1株保有していると、分割後の株数は1.2株です。ただし、株券が全面電子化されて以降、上場企業の端株は存在しません。単元未満株についても「端株」と呼ばれることがありますが、両者は異なります。
売買単位とは
売買単位とは、売買するときの最低株数のことで、「単元」といいます。売買単位が100株の場合、売買は100株の整数倍となり、150株などでの売買は基本的にはできません。たとえば、株価が150円で売買単位が100株の場合、最低購入価格は150円×100株で15,000円となります。現在では取引の種類が多様化し、金額・株数指定取引(愛称:キンカブ)など、通常の株式取引より小さい取引単位でも取引できる手法が増えているため、従来より気軽に取引ができるようになっています。みなさんの運用金額に適合した投資方法...
配当利回りとは
配当利回りとは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。計算式は、以下のようになります。配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株購入価額×100つまり、配当金額が同じで購入株価が高いと配当利回りは下がり、購入株価が低いと配当利回りは上がります。また、購入株価が同じで配当金額が大きいと配当利回りは上がり、配当金額が小さいと配当利回りは下がります。配当金額から企業を評価する指標として、配当利回りの他に配当性向などがあります。配当金が1,000円で株価が...
配当性向とは
配当性向とは、その期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したものです。配当性向は投資を行う際に企業を評価する指標のひとつです。計算式は、以下のようになります。配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100つまり、会社が1年間で儲けたお金からどれだけ配当金として株主に還元しているかは、配当性向を見ることでわかります。配当金額から企業を評価する指標としては、配当性向の他に、配当利回りなどがあります。配当性向が低いからといって、「悪い...
配当貴族とは
配当貴族とは、長期にわたり毎年配当を増やしている企業を指します。米国では一定期間以上連続して増配している優良株を集めて算出した「配当貴族指数」があり、その中でもS&P500の構成銘柄のうち25年間連続して増配している優良大型株のパフォーマンスを測定する「S&P500配当貴族指数」が有名です。日本でも、日本取引所グループと東京証券取引所、S&P500ダウ・ジョーンズ・インデックスが共同で、2015年から日本版の配当貴族指数「S&P/JPX配当貴族指数」を算出しています。具体的には、TOPIX(東証...
配当落調整額/配当落調整金とは
信用取引を行っている場合の配当金相当額の調整処理を指します。信用取引では、買い手(買い建て)は調整額を受け取り、売り手(売り建て)は調整額を支払う必要があります。金額は配当金から税金(配当課税分)を差し引いたものとなります。権利付最終日と権利落ちをまたぐ日に信用取引において、買い建て、または売り建てをしていた場合に発生します。企業の中には、本決算に加えて、中間決算時にも配当を実施している企業があります。いずれも権利付最終日の大引け時点で株を持っていれば配当を受け取る権利を得られます。ただし、信用...